だい散歩

あっという間にソメイヨシノから八重桜へと、季節が動きました。
曇りの肌寒いお天気でしたが、4月21日と22日の週末も愛犬みんみんとの散歩をエンジョイしました。

散歩といえば、俳優の地井武男さんの「ちい散歩」というTV番組があります。(地井さんが体調を崩されて休業宣言されました。早くお元気なってカムバックしていただきたいものです。)地井さんの優しいお人柄と旺盛な好奇心がとても自然に感じられる、ほのぼのとした良心的番組です。休業宣言される直前の今年2月6日、隣町の戸田公園を散歩されたときの放送があり、録画して楽しく拝見しました。番組で紹介されていたパン屋さんは今の住まいに引っ越してから必死で探し出した、近隣には数少ないおいしいパン屋さんで、結構通っています。

この週末は、その「ちい散歩」とほぼ同じコースを歩きました。荒川を歩いて渡るところがだいぶ違うけれど。

戸田公園へ行く前に、まずはホームグラウンドの板橋区側の荒川土手から。


少年サッカーの試合や……。


大人の野球の試合などを観戦。

のんびり土手を歩いたり休んだりしながら、鳥のさえずりを聞いたり、花の香りを楽しみ、新緑を愛で、春を満喫しました。

満開だった土手の芝桜。甘い香りに包まれて芝桜の前に座り、野球の試合を長いこと眺めていました。



みんみんは背後の鳩の群れに目が釘付け。追いかけてみたかったみたいでしたが、感心なことにこのときは飛びつこうとはせず。


タンポポなど、いろんな可愛い花が咲き乱れる河川敷。こんな原っぱを歩けるわんこは幸せだ。


この日はとにかく、たくさんの鳥が近くまでやって来ました。
ヒバリ、ひよどり、ツバメ、セグロセキレイ、ツグミ、鳩、鴨、そして白鷺。

だいぶのんびりしてから腰を上げ、いよいよ荒川の向こう岸を目指します。
歩いて荒川を渡るのは初めて。渡り始めて「車で来れば良かった」とちょっと後悔する距離でしたが、橋の上の大渋滞を見ると歩きで正解だったと思い直しました。ちなみに、荒川を渡ったときには、みんみんは往復ともずっと抱っこ。4キロ近い体重になっているので、ちょっと重かったな。


戸田公園に入って、まず訪れたのが、大学や企業のボート部合宿所村的なところ。練習コースをはさんで、たくさんの合宿所が並んでいます。



練習コース沿いの草地が気に入ったのか、みんみん絶好調。
ここは車も来ないし、犬が穏やかに散歩できる、とても良いところでした。特に良いのは、このあたりで出会うボート部の学生さんたちが礼儀正しくて、心の優しい人たちばかりだということです。みんな、みんみんを可愛がってくれました。みんみんのおかげで、ただ歩くだけではなく、まわりの人たちとコミュニケーションを取ることができるのが嬉しい。それにここなら、犬を散歩させながらボートの練習を眺めることができるので飽きないし。ここの散歩はとても気に入りました。みんみんを撫でながら「あ〜癒される!」とつぶやいていた立教大(だったかな)の学生さんが印象に残りました。学生生活をエンジョイしているように見えるけど、合宿所の生活は人間関係など、いろいろモヤモヤがあるらしいのですよね(笑)。

それから、地井さんも訪れていたパン屋さん「ボヌール」へ。ここで買ったパンで、散歩の途中のランチにすることにしました。
この戸田市内の歩行でみんみんは疲れ切ったらしく、このあとの散歩は抱っこのおねだりが増えてしまいましたが。




ボート練習コース脇の公園に戻り、この八重桜の下でランチにしました。

せっかく来たのだから、やっぱり土手道を歩いてみなければ。
公園を出て、荒川の土手にのぼってみました。
板橋区側より、何と言うか、草が荒れていない。ゴミも(結構あるけれど)少ない。人も犬も安心して散歩を楽しむことができます。相変わらず周囲を飛び交ってくれるツバメたちに導かれ、土手をのぼったり下りたりしながら、ゆっくりと戸田橋まで戻りました。この日は約6時間、トータルで14000歩ほどの散歩。「ちい散歩」ならぬ「大散歩」です。


ナイスな戸田市のマンホール。


次の日の日曜もここに戻りました。ただし、荒川を渡ったのは車で(笑)。車は駐車場に停めて、ボートの練習を眺めながら、やっぱり散歩はずいぶんしました。

また楽しいお散歩しようね!





玲子のカルペディエム

玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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