「いつか」は来ない








「いつかやる」
「いつか行きたい」
「いつか会いたい」

こう言っているあいだは、絶対にやらない、行かない、会わない。
思えば、あと何十年生きられるか、ってところまで来てるのです。
どこまでも続く道はない。必ず、どこかで行き止まるのです。

そう思うと、躊躇している暇なんか、ないんです。
行動あるのみ。実行あるのみ。
そうしないと、持ち時間が尽きてしまいます。

行き止まった道は、曲がった先に続くからいいだろうと思うでしょう。
でも、それはもう、今までたどって来た道ではなくなっているんです。
例えば、大病をして、ひとりでは生きられなくなっているかもしれない。
家族に何らかの異変があったりして、今の暮らしを変えなくてはならなくなっているかもしれない。
何らかの理由で、今までやってきた仕事が続けられなくなっているかもしれない。
曲がった先のことはわからない。
今たどっている道とはまったく別の道になっているんです。

だから、すべては今のうちにやっておこう。
最近、はっきりとそう意識するようになりました。


玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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