旅の最終日、27日の火曜日。
目覚めたら、これ以上ないくらい気持ちの良い青空。青い空と青い海。最高のドライブ日和です。特に今日は海を渡って行くのだから、この青さはこれ以上ない神さまからのプレゼントでした。
目覚めたら、これ以上ないくらい気持ちの良い青空。青い空と青い海。最高のドライブ日和です。特に今日は海を渡って行くのだから、この青さはこれ以上ない神さまからのプレゼントでした。
毎日、部屋から朝夕眺めつづけた菅島のシルエット。
この窓からの眺めは忘れられない風景になりました。名残惜しくて、しっかり脳裏に刻み付けました。
浜には釣り人の姿も。
タラサ志摩ホテルともお別れ。
お土産にホテルのオリジナルの石けんやお水、ハンドクリームなどを買いました。
海の恵みで癒してくれるリゾートというのはステキな発想だと思います。心が疲れたら、またここに泊まりに来たいものです。(それにしても、お客さんはカップルばっかりだったな〜〜それから女性客が多かった。女性同士や女性のひとり旅。タラソセラピーを売りにしてるせいでしょうか。みんな美しくなりにここへ来るようです。)
すでに走り慣れたパールロードのワインディングロードを滑り降り、入り江が見える掘っ立て小屋風の居酒屋さんでお昼をいただきました。炭火で焼いたアジの干物、ご飯とお味噌汁。日本人の基本だね。
この風景を眺めながら、日よけの下でご飯を食べました。金髪の(日本人だけど)美人姉妹が魚や貝を焼いていました。隣でタバコ吸いながら大声でお金の話をする無粋な関西弁の男性がいなかったら、もっと気分良かったのに。
余計なお世話かもしれないけど、ガールフレンドの前でお金の話をクドクドすると嫌われると思うよ。ま、いっか。
来た! これに乗るのだ!!
少し早めに鳥羽の港についていたので、やって来たフェリーの写真を撮りました。
伊良湖岬まで55分の船旅。ドライバー1名込みで6300円。平日なのでガラガラでしたが、これでは採算とれてないかもしれない。絶対になくならないでね、伊勢湾フェリー。
伊勢湾フェリー。
これには特別な思い出があります。
20歳の夏、この海を往復したとき、わたしの人生は永遠に変わりました。
いろんな意味で「自由である」ことのできる現在は、この20歳の夏を起点にしているとも言えます。わたしにとって、伊良湖岬と鳥羽をつなぐこのフェリーは特別なんです。
鳥羽の港をゆっくり出た船の甲板から海を見ながら、少しだけそんな感傷に浸りました。
青い海に青い空。輝く太陽。
暑くもなく、寒くもなし。言うことなしの一日です。
伊良湖岬に到着してから、恋路が浜を右手に見ながら、海沿いに浜松を目指しました。このルート、以前も走ったことがあるのですが、なかなか気分のいいドライブ・コースなんです。浜松の手前の潮見坂から国道1号線のバイパスに乗り、さらに海を眺めながらの快適ドライブはつづきました。残念ながら写真を撮ることはできなかったけど、往路と同様、心のシャッターを何度も切ったから、すばらしい時間はしっかり心に刻まれています。
特に、浜名湖大橋を渡るときの気分といったら!
両側は海、せり上がっていく橋の行く手は青い空。まるで滑走路を疾走していくような感覚。
「イー、ヤッホー!」と開けた窓から叫んだので、隣を走っていたトラックの運転手は『?」と思ったかもしれません。伊良湖岬到着から浜名湖大橋まで約1時間、それからまた1時間で焼津の手前。
富士山が見えてきました。
やっぱり富士山はいいんだな。わけもなく、ちょっと涙が出てきちゃった。
「ただいま〜!」
正面に見えた富士山に、そんなふうに挨拶しました。
日本平SAからの富士山。
ここで休憩してから、どんどん大きくなっていく富士山に圧倒されつつ、東京を目指しました。
日本平から約2時間半で帰宅。
金曜の夜に東京を出てから、火曜の夜8時ちょうどに帰宅するまで、走行距離もちょうど千キロ。
久々の本格的休暇のおかげで、日常を離れ、中身の濃い充実した時間を過ごすことができました。
またいつか行きたいです、伊勢路。
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