新年の抱負








いよいよ大晦日。2017年ももうすぐおしまいです。過ぎていく時間のスピードがますます速く感じられるのはアラカン世代ならでは。

2016年は母の他界だの、父の認知症進行によるホーム入居だの、あまりにも激動の年でした。今年はそれに比べたら穏やかなものでしたが、「アメリカの姉」と思って慕っていたクリスティの急逝、大好きだった音楽評論家の成田さんのご逝去など、悲しいお別れがいくつもありました。それに加えて、夏に発覚した間質性膀胱炎の発症。慢性的な病気で、原因がわからないために完治させる方法がありません。左大腿の付け根の激痛もたまにぶりかえします。いろんな意味で、年を取るというのはこういうことなんだと実感する1年でした。

ということは置いといて。
明日からの2018年、篠笛を始めようと目論んでおります。
当面の目標は秋のお祭りでのお囃子ですが、日本ならではのしみじみした曲を着物姿で吹く、ということを最終的にめざしています。

みんみんを連れて散歩する郊外の集落に、田んぼの真ん中を流れる川のほとりのベンチ。あそこに座って、富士山眺めながら篠笛を吹く。
付近の農家さんたちの間で「最近、犬連れて笛吹いてる不思議なおばさんがいる」という噂が流れるやもしれませんが、それこそ望むところ。

願わくは、練習段階でご近所から「うるさい」と苦情がきませんように。
2018年が平穏無事でありますように。




玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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