違和感

口に出すほどじゃないけれど、何となく「これは違うな」と感じることが日々あります。

その感覚は、もしかしたらとても大切なことかもしれません。

例えば、富士山。これは昨年の今頃に撮った富士山の写真です。12月末ともなれば、こういう白い富士山が当たり前だと思っていました。

でも、今年はこんな感じ。昨日の朝の富士山です。


気にしない、気にしないと唱えているけど、やっぱりおかしい。

来週月曜の28日は降水がある予報が出ているので、山では雪になることを期待してます。


それよりもっと違和感あるのが、レストランや料理屋さん、カフェ、果てはコンビニ弁当などの料理の写真。もしくは、そういう場所で写真を撮る人の姿。


わたしもやったことあります。健在だった親を連れて、沼津の素敵なフレンチのレストランに行ったときはそうだった。なんか嬉しかったこともあり、また盛り付けと周囲の雰囲気の総合的なプレゼンテーションの素晴らしさに気持ちが高揚して、写真を撮らせてもらいました。もちろん、お店の方に許可を頂戴しました。


でも恥ずかしかった。

なぜですかね。


特別な思い入れがあるとき、自分で作った傑作料理を「どうよ」ってSNSで自慢したいとき、そしてプロが仕事としての作品を発表するとき。そういうのは当然だと思います。

だけど、お友だちや家族と外食して、その席でスマホで写真撮って、インスタにアップする。何というか、それは大人として違うかなという気がします。うまく説明できませんが、そういう行為を見ると目を背けたくなってしまう。


なぜかな。

玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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