Agua de Beber

アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲で「おいしい水」という邦題がついているAgua de Beber ですが、直訳すると「飲むための水」というような意味です。
飲み水に特にこだわっているわけではありませんが、小淵沢への旅のときのようにまさに「おいしい水」に出会ったりすると見事にゴクゴク飲みます(特に喉がかわいているわけでなくても)。
何と言うか、体が欲しているというか、「おいしい水」は体に自然に溶け込んでいく感じがある。本来の水というのは、こういう感覚のものだったのではないでしょうか。大昔、人が泉や川の水を直接飲んでいたころ。



先月の末に法事で実家に帰ったとき、宴会をやった御殿場ホテルでこれをもらいました。宿泊客に配られているのだそうです。今までこんなミネラルウォーターがあるとは、知りませんでした。東山というのは、東名高速のインターから箱根側のエリアで、昔から別荘地だったところ。「富士見山荘」というのはどこなのか知りませんが、あのエリアに昔からある邸宅かな。

故郷の御殿場は水がおいしいところです。実家にも井戸があって、子どものころはふつうにその水を飲んでいました。祖母や祖父からもらった井戸の水は、上記のように自然に体に溶け込んでいき、いくらでも飲むことができました。
そのおいしさが懐かしくて、思わずホテルの人におねだりしてもらっちゃったのがこれ。

これからも「おいしい水」との出会いが楽しみです。




玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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