Chat Studio 再開に向けて




昨年晩秋からお休みしているRayco's Chat Studioですが、そろそろ再開しようと検討しています。
でも、今まで清水町や三島でやってきたのとは別の形にするつもりです。

Chat Studioでやることはいわゆる「英会話教室」では得られない経験でなければならない。
そう思って始動しましたが、集まってくださった会員の皆さんにそれが十分に伝わらなかったこと、会場とした場所には必ずしも映像を操作する設備がなかったこと、それらが原因となって会員の皆さんにも満足していただけていなかったと反省しています。
「英会話教室」でやるようなことを期待していらした会員の皆さんには深くお詫びしなくてはなりません。

今、考えているのは、「英語でプレゼンする練習」の提供です。
実はずっと若い医師や医療関係者たちが国際学会で発表するためのお手伝いをしてきました。
その中で痛感してきたのは、せっかく素晴らしい研究をしているのに、それを発表する段になるととたんに自信を失い、言いたいことがうまく伝わらず、フラストレーションを抱える日本人が多いということでした。
もったいない。もうちょっと何とかすれば、国際社会で堂々と主張できるようになる。
いつもそう感じていました。
ところが英語でのプレゼンテーションについては、なかなか練習の場がありません。

「英語でプレゼンする」ために必要なのは、まずは原稿の作成。
きちんとした思考の整理、文章の構築。まずはそれをお手伝いします。
英語でやるのですが、まずは日本語による概念がもとになります。
何語であろうと、もとになる概念は筋道の立った形でまとめなくてはなりません。
PowerPoint はそれほど難しいプログラムではありません。
自分の頭の中にあるものを図や写真で組み立てて人に伝えるのは楽しい作業です。
でも、図や写真やグラフなどの準備が負担でしたら、まずは口頭だけではじめてみましょう。

原稿ができたら「音やリズム」から入る英語の発話練習です。ここのところは今までChat Studioでやってきたこととまったく同じ。
自分がきちんと英語で発話していると感じることから、自然に自信がつちかわれます。
堂々と胸を張ってプレゼンできるようになります。
それは日常会話をにもプラスになります。「シャイな日本人」の障壁を破る習慣がつくからです。

さらに、英語だけでなく、日本語でも「筋道の通った話をする」習慣はいろいろな場面で役に立ちます。

つまり、何も「国際学会」で発表しなくてはならない立場の人だけに必要なことではなく、「人前で話をする」ことが求められる人すべてに関係する能力を磨くのです。
さらには、日本人特有の「臆する」ことから脱皮して、外国語でのコミュニケーションをよりスムーズにできるように導きます。

場所は御殿場市内のわたしの自宅になると思います。
今までとは違い、個人指導のみとなりますので、日時は個別にご相談させてください。
ちょっと真剣にならなくちゃいけない時間もあるけれど、楽しく「英語でプレゼンする」達成感を目指しませんか。





玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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