新しい家に入居して、今日でちょうど1年です。人生最大の買い物なので、昨年の家の完成は自分にとってはやはり集大成的な大きな意味がありました。
「あたしね、こんど家建てるの」
「えっ!まるで”あたし、こんどハンバーガー買うの”って言うかのように!」
三島のFM局で"English Plus"をレギュラーでやってた頃、収録日の打ち合わせのときにそう言ったら、ディレクターさんから「簡単に言いすぎる」と笑われました。
わたしの家はちょうどそんなふうに軽快で重厚感とは無縁で、快適な機能は充実しているけれどきわめてシンプルな家です。大げさに構えない。自分のスタンスが具現化されていて、満足しています。
この1年でもっとも大きな変化は「寝付きが良くなり、早起きが楽」ということです。たぶん「空気の流れが確保されている」おかげで、健全な室内環境が効果を発揮しているのだと思います。
それまでの仮住まいは老朽化で床が傾いていて、ベッドに横になっていてもつねに右半身が斜めでした。その前の東京のマンションは、なんとなく息苦しさがあって、25階であることをいいことに、真冬以外は寝るときにも窓開放にしたくなる感じがありました。でも窓の真下に埼京線が走っていて、窓を開けていて静かな時間帯は短かった。どっちにしても寝付きの悪さにつながり、人知れず苦労していました。
もうひとつの変化は「窓からの眺めが楽しくて仕方ない」ライフスタイルが身に付いたことです。
大きな窓からの庭の眺めが完璧な絵なので、何も飾りたいと思わなくなりました。
穏やかに外を眺めているだけで幸せ。本当に得難い、ありがたい変化です。
ちなみに、暮れにお会いした「犬の心を読むことができる」特殊な能力をお持ちのご婦人にお伺いしたところ、みんみんも新しい家がとても気に入っているのだそうです。「白くて、明るくて、空気がきれい」と、みんみんが言ったそうです。
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