みんみん、ピンチ!

昨日、テレビで全国女子駅伝大会を見ていたとき、みんみんの挙動がおかしいことに気づきました。たいてい昼ごはん時におやつもらってからは昼寝タイムなのに、寝ません。玄関のあたりでそわそわしてるのでオシッコかなと思って外に出しましたが、終わってもそわそわ。


そのうち、始まりました。

10分おきぐらいの間欠室内猛ダッシュ。これ、本人も辛いらしく、不安に駆られるせいか急激に甘えん坊になります。抱っこして。はい、抱っこしましょう。そのうち、猛ダッシュの発作が起きて暴れるので床に下ろすと、走りまくる。これの繰り返しが昼夜問わずつづきます。


昨年6月に初めてこの症状が出たとき、一晩中この状態で寝なくて参りました。最初は胃腸炎かと思った。下痢のとき、同じように走り回って寝なかったので。しかし、プチ入院して点滴とかやってもらったけど症状改善せず。で、いわゆるてんかんのような神経性疾患ではということで、神経の興奮を抑えるための処方がされて、やっと寝てくれたのでした。

その後、9月のエリザベス女王葬儀の夜に再び発症。その後はずっと元気でいてくれたのに、4ヶ月目の昨日に発症。しかも今回は動物病院から戻ってすぐに激しく嘔吐し、泡まで吹いて、一時はこっちもパニックでした。このまま死んじゃうんじゃないかとさえ思いました。

大慌てで、みんみんをスリングに入れて抱いたまま動物病院まで車を走らせると、途中でまた嘔吐しました。右手で吐いたものを受け止めて左手だけでハンドル操作したんですが、もう必死。かつてなく必死。

信号待ちで窓を開けて、手の中の吐瀉物をペッと捨てたりして。いかんでしょう、そんなの。でも雨で流れたはずだから許されよ。運転もしっかり安全に、そろそろとやったよ。



動物病院に着いて再度診察室に入ると、獣医さんの目の前でまた嘔吐。やっぱり泡状のものも吐きました。「今までで一番ひどい症状ですね」と言いながら、獣医さんは冷静に点滴を用意し、吐いて失った水分等を補いつつ吐き気止めの薬も投与。さらに、安定剤を坐薬で投与。薬が効いて眠り出すのを待ってから帰宅しました。なんだかんだで4時間コース。日曜なのに動物病院やっていて、本当に助かりました。


今日は在宅勤務で良かったです。朝から論文の翻訳やってる間、みんみんはずっと膝の上で寝ています。昨夜はぐっすり寝たし、朝ごはんもちょっと食べたし、ウンチはまだだけどオシッコはできてる。とりあえずは安心です。


みんみん、いいんだよ、病気があろうと目が見えなかろうと、毎日毎日生きてくれれば。どんなイベントあっても、なんだかんだ言いながら長生きしてくれれば、それで十分です。


今はもう、ゲロのシミがついた白いカーペットをどうしようかという程度の心配しかありません。ありがたいことです。

玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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