持ち込みカラーなるものを試した

週末に冒険してみました。「持ち込みカラー」の美容院、すなわちドラッグストアで買って持参したカラーリング剤で染めてくれる美容院へ初めて行ってみたんです。

担当は、美容学校出たてみたいな感じの金髪の若い女性。カラーリング剤を渡すと、びっくりするような素早さで戻って来ました。容器の中でカラーリング剤を混ぜ混ぜしながら、さささと手早く髪全体に塗ります。あっという間。それから、何やらスチームみたいなものをシューっと頭にかけてラップでくるむと、鏡の横にあったタイマーを慣れた手つきでセット。「しばらくお待ちください」と言って去るまで、10分ぐらいのものだったと思います。


20分ほどしてからシャンプー台へ移動。さっきの若い女性が洗ってくれましたが、「お湯の温度はよろしいですか?」までは普通の美容院と変わらないものの、驚いたのはその後。自動シャンプーマシンがセットされまして。それがまあ、何というか、ドームの中から土砂降りの音を聞くみたいな不思議な感覚。「ふむ〜?」となってるまま、ただ機械が強力シャワーで頭皮を洗うに任せたのです。


さらに驚いたのはその後。移動して髪を乾かすことになるわけですが、ここで登場したのが、ぽっちゃりした別の若い女性。ハンドドライヤーの使い方がいかにも不慣れで、濡れた前髪が目に入ってるって〜の、と言いたいのをぐっと堪え、乾かす気があるのだろうかと疑問に思ったところで、「あ、もういいです」と言って終了。


いわゆるブローはなしで、ただ純粋に濡れた髪を乾かすだけ。しめて2200円。美容師さんの技術はあまり必要ないし、時間も最低限。客のほうもお金かけたくないだけなので多くを求めない。双方にとって割り切ったビジネスなんですね。


安いからまあいいかと思うか、安いけどこれじゃあねと思うか。

どっちかと言えば、後者です。

玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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