ペット相談可の物件は

最近、仕事に疲れると「京都ライフ」を検索しては、「ペット相談可。高速インターネット。エアコン。なるべく格安」という条件で、多少は土地勘のある左京区や北区の物件を見てはため息つく日々です。一度きりの人生なんだから、念願の京都移住を具体的に考えてもいいんじゃないかと思うようになりました。


しかし。まずは京都で仕事につかなくちゃだ。数字からしたら高齢者の仲間入りしてるおばさんが、これまでのキャリアを活かせて雇ってもらえるなんてあり得るのでしょうか。フリーランスで翻訳の仕事できたらベストですが、このご時世でフリーランスに戻るなんて正気の沙汰じゃないことぐらい承知です。この際、年金生活に入り、アルバイト程度の収入でもいいやって割り切ることもできなくはないですけど。


みんみんのことも心配しなくちゃならない。最近ようやく、勤務中に預けられるところに恵まれ、さらに在宅勤務も許されてみんみんと一緒にいて安心できるようになってます。みんみんにとっては、おそらく今の生活がベストなはず。高齢犬にとって、環境の大きな変化がネガティブな影響となる可能性は高いです。


一方で、せっかく建てたこの家を大事にしたいという気持ちに変わりはありません。だから、頻繁に京都と御殿場を往復できるように、京都で暮らすなら近くに駐車場も確保しないと、です。


そんなことをいろいろ考えると、具体化は簡単ではありません。人生を終わる前に、せめて5年間でいいから京都で生活できたら良いんですけど。新年度の始まりが見えてきたこの時期、胸の内はいつになくモヤモヤしています。


玲子のカルペディエム

カルペディエム Carpe Diemは「今を生きよ」という意味のラテン語です。毎年、誕生日に外国のお友だちがこの言葉を贈ってくれて気にいりました。今は富士山の麓でミニチュアダックスのみんみんと暮らしていますが、40年ほど暮らした東京からのいわゆるUターン組です。通訳や翻訳(英語)を生業とし、今は地元のがん専門病院で医療スタッフの英語のお手伝いをしてます。ジャズ、ブラジル音楽、歌舞伎が好きです。

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